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ボート部で過ごした誕生日(2年漕手 荻原怜子)

執筆者の写真: UTRC for WomenUTRC for Women

 こんにちは!皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は、江口と同じ「一番好きなボート部のエピソード」について書こうと思います。

 うーん、完全な自分語りになるので多少恥ずかしいのですが、せっかく江口が言及してくれたので私の誕生日のことでも書こうかなと思います。


 その日は私の誕生日であり、モーション日であり、日曜日であり、慶應戦のあった日でした。

 母から「アンリシャルパンティエのケーキを2ホール送るのでみんなで食べてください」という話は前から聞いていたのですが、いざ届いたときには「おおお…」となりました(語彙力)。かわいいクマのケーキで、かわいいもの好きの女子部員はみんな「キャー!」と歓喜の声を上げていました。話し合い()により、「とりあえず女子部で1ホール、残りで1ホール」ということになりました。大石さんが一番ノリノリだったのが面白かったです。


 写真を撮ってもらい、ケーキを食べた後は、鉄門の方々には普段から良くしていただいていることもあり、慶應戦の応援に行きました(注:慶應戦は鉄門のみの参加)。普段一緒に練習はしていないですが、友達や先輩が漕いでいるのを見ると胸が熱くなりますね。慶應のエイトとは500mごとに勝敗が入れ替わり、常に接戦だったのですが、ラスト2、300mほどのギリギリで徐々に慶應と差をつけ、わずか数シート差で勝利しました。あそこまで終始はらはらした試合は見たことがなかったし、その分勝利の感動もひとしおでした。

 その後、慶應との交流会で向こうの女子の先輩とも交流しました。やはり向こうも女子となると人数が少ないようで、お互い難儀だなと思いました。その後打ち上げに参加させていただき、非常に充実した1日を終えました。


 これまでの誕生日は、普通に学校に行き、誕生日であることの気づいた友達に祝ってもらい、時々プレゼントをもらい、学校から帰って家族に祝ってもらうというものでしたが、今年は上に挙げた偶然がすべて重なり(しかも実家通いではないので)、これまでとは全く違う、斬新なそして充実した誕生日でした。写真やケーキの件に関しては半ば無理やり付き合わせている気がして申し訳ないのですが、笑顔でノッてくれるのもまた皆の優しさだなと改めて実感しました。




 
 
 

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